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当社は昭和4年に創業者である初代社長・長谷井元一が蒲鉾専門店を開業したことから始まり、昭和33年に株式会社長谷井商店として法人を立ち上げました。当時は市場から鮮魚を仕入れ、工場で捌き、すり身処理を行った後に、油で揚げたり炭で焼いたりと、文字通りの手造りで全ての商品を製造していたとのことです。今から考えるとなんとも贅沢な練製品で、私も味わってみたかったと思います。
その後、歴代の代表を経て令和4年10月に5代目代表取締役に就任させていただきました。
当社は令和5年で創業95年を迎えます。創業100周年に立ち会えることは本当にありがたいことであり、ご愛顧いただいているお客様はもちろんのこと、創業者をはじめ当社にお勤めいただいた先人、また今現在当社に勤務している社員、当社にかかわるすべての方のお陰であると心から感謝する日々です。
昭和・平成・令和と目まぐるしく変化する時代の中で、創業95年とは言え組織としてまだまだ未熟で至らないことばかりの当社ですが、そんな中でも全社員が自信をもって「当社の練製品は美味しい」と言うことを本当に嬉しく感じておりますし、その気持ちがお客様にも伝わり多くのお客様にご愛顧いいただいているのではないかと信じています。
私が代表に就任させていただいた時からの想いは社員が当社で働いて良かった、幸せだったと思ってくれることです。企業で働く社員が幸せで、自社の商品に自信を持ってお届けすることが出来れば、その想いはお客様にも伝わりご愛顧いただけると思っております。
《 美味しさは、いのちの輝き。》というのは、原材料の生産者の皆様、そして商品の製造に自信を持って取り組む社員、それぞれが輝いてこそ、本当に美味しい商品が創られるとの考えから生まれたスローガンです。
お客様にご愛顧いただきながら、当社にかかわっていただく全ての方の幸せを願い、ゆるぎない信念の基、精進と努力を重ね務めて参りたいと思っておりますので、今後とも株式会社長谷井商店、「はせい」のかまぼこをご愛顧賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
現在に至る
